メゾン ポール・ボキューズ
シアタートップスで観劇。草野球のベンチで展開する人間ドラマ。重すぎず、軽すぎず、涙と笑いの奥深い舞台だった。観劇は最近癖になりつつある。
そして代官山のポール・ボキューズさん。値段はかなり高いけど、フォーマルな雰囲気とソムリエの氏家さんが完璧にサポートしてくれる事を考えると仕方ないかな。文句のつけようがないお料理と雰囲気は観劇以上に感激。
とりあえずのワインはドメーヌ・ペイル・ローズ/クロ・デ・システ1996。もちろんこれも美味しいが、食事のお供に注がれるVOSS/スパークリング・ウォーターが口直しにぴったり。これは美味しい。
お料理はまず、チーズを練り込んだプチパイとサーモンとキュウリの特製ムースソース。生ものも素材のよさが光る。つづくオマール海老のサラダ仕立て トリュフ風味ソース・オロール、大味に感じることの多いオマールだが、しっかり味わい深い。そして最も楽しみにしていた1975年にエリゼ宮にてV.G.E.に捧げたトリュフのスープ。黒トリュフの量にも驚くが、多いんじゃなくちゃんと適切な量でいることがよく解る。絶品!感動!被さったパイは崩してスープに入れるのではなく、きれいに外していただくときにスープに浸す。これもこだわりの食べ方だ。
メインの魚はドーバーソールのヌイユ添えフェルナン・ポアン風。肉厚な平目のプリプリ感は日本料理を思わせる。香ばしいソースが優しさを加える。
お口直しのボジョレーの畑から届くグラニテをいただいた後の肉料理は、特選黒毛和牛フィレ肉のロッシーニ ペリゴール風、フィレ肉に惜しげもなくドーンとのっかる半生のフォアグラがたまらない。そしてワインのお供はやはりチーズ。氏家さんはお店のチーズを全種類出してくれた。
ワインは、いつの間にかシャトー・カントグリル/ソーテルヌ2003に。そして〆にはルモルトン/ヴュー・カルヴァドス・レゼルブをいただいた。
デザートはグランマルニエのスフレ。強烈な甘さがあるのに上品に感じられ、フレンチらしいデザートだ。
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コメント
>氏家さん
先日はありがとうございました。
こちらのページが見つかるとは思いませんでした。
これから始めるかどうか悩んでるところのブログでした。
本来のページをよろしくお願いします。
【おうかがいした日】
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kagurazaka_bc/view/20071028/1193585442
【神楽坂美食倶楽部HP】
http://www.kagurazaka-bishoku-club.com/
投稿: 総宰 | 2007年11月 7日 (水) 02時59分
先日はご来店ありがとうございます。
自分のお店を調べていたら私の名前が出ていたのでびっくりです。
ぜひまたお会いできる日を楽しみにしています
これからもがんばります、もっと応援してくださいね!
投稿: 氏家 拓 | 2007年11月 7日 (水) 01時38分